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  • 爪つきジャッキが上がらない?上昇不良の原因

    爪つきジャッキが上がらなくなった!そんな時の原因とその特定方法をご紹介します。 1爪部の確認 2ジャッキ本体の確認 1.途中まで上がるけどラムがフルストロークしない場合 2.ラムが動かない場合     3おわりに 爪部の確認 まずは爪部分が本体から外れるか確認してみましょう。これは上昇不良の原因がジャッキ本体にあるか爪部分にあるか確認するためです。爪の頭部にボルトがあるので、それをはずし、爪を持ち上げて見てください。爪を持ち上げる際に引っ掛かりを感じたり、爪が抜けない時は、爪を取り付けているスライドに傷がついてかじっていしまっていることが上昇不良の原因と思われます。スライドがかじってしまった際はメーカーに修理を依頼しましょう。爪が問題なく外れ、スライドに傷が付いていない場合、上昇不良の原因はジャッキ本体にある可能性が高いです。次はジャッキ本体の原因特定方法を見ていきましょう。 ジャッキ本体の確認 1.途中まで上がるけどラムがフルストロークしない場合 ①安全弁が働いた ジャッキの使用時に安全弁が働いた可能性があります。安全弁はジャッキに許容荷重以上の力がかかった時に作動する弁で、オーバーロードを防ぐ機能です。ワークがジャッキの許容荷重を超えていないか確認しましょう。②作動油が不足している作動油が足りていない可能性があります。作動油が規定量まで達していないと、シリンダ内に送り込まれる油の量も減少し、ジャッキがフルストロークしません。シリンダの伸びが悪いなと思った場合は、給油を行いましょう。爪つきジャッキの給油栓方法はこちらから 2.ラムが動かない場合 ①シリンダかじり 偏荷重がかかりシリンダ内部やラムシャフトに傷ができ、かじってしまった可能性があります。シリンダのかじりは修理不能になることも。メーカーに問い合わせて見ましょう。 ②スチールボール抜け ジャッキの機種によって、リリーズスクリュー部分にスチールボールが入っているタイプがあります。リリーズスクリューの緩めすぎによってスチールボールが抜け落ちてしまうとラムは上昇しません。スチールボールが機器内の油圧回路の弁の役割をしているので、スチールボールがなくなるとラムは上昇しなくなってしまうのです。スチールボールを再度入れることで復旧します。 ③安全弁不良 オーバーロードを防ぐための安全弁にコンタミなどがつまり、正常に機能しない場合があります。そのような場合、回路内での作動油の吸い込み、吐出がうまくできず、上昇不良になる可能性があります。安全弁を交換することで復旧します。 ④エアの混入 シリンダ内にエアが混入していると、ラムは上昇せずラムが浮き沈みする現象が発生します。エア抜きを実施することでエアが抜け正常に戻る可能性が高いです。エア抜きの詳しいやり方はこちらから おわりに今回は上昇不良の原因を紹介しました。上昇不良が発生した時にぜひ役立ててください。それでは今日もご安全に!

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  • 誰でも簡単メンテナンス!爪ジャッキのエア抜き方法

    爪付きジャッキを使用とした時に、「シリンダがスムーズに上がらない」「なんだかシリンダが浮き沈みするような気がする」そんな風に思ったことがある方はいませんか?こんな症状が現れた時は、ジャッキ内にエアが溜まっているかもしれません。今回は、ジャッキ内にエアが溜まってしまった時の復旧方法について紹介します!それでは見ていきましょう! 1ジャッキ内にエアが溜まってしまう原因 2エア抜きの手順 ①爪(シリンダ)を最縮小まで下げる ②空気弁を締め、ポンピング操作を行う ③給油口に隙間を作り、爪(シリンダ)を下降させる ④最後にもう一度無負荷でジャッキアップ 3日常点検にエア抜きを! ジャッキ内にエアが溜まってしまう原因そもそも、どうしてジャッキ内にエアが溜まってしまうのでしょうか?ジャッキを横押しで使用した際や、作動油量が足りないままポンピング操作を行った際にエアがラム内に混入してしまうことが多いです。また、トラックなどでのジャッキの輸送中に発生すると考えられます。タンク内にもともとあった空気の層が、輸送中に作動油と混ざってしまい、ジャッキを使う時に油に混ざった空気がシリンダ内に送り込まれてしまうことが原因です。シリンダ内にエアが混入すると、シリンダ内にエアと空気の2層が出来てしまいます。その状態でポンピング操作を行うと、油より先に空気の層が圧縮され、空気が圧縮されきった後に油が押し上げられるので、ラムが浮き沈みするような現象が発生するのです。 エア抜きの手順 ここからは、実際のエア抜きの手順を見ていきましょう! ①爪(ラム)を最縮小まで下げる まずは、空気弁を緩め、爪(ラム)を1番下まで下げましょう。シリンダ内の作動油、エアを抜くことが目的です。 ②空気弁を締め、ポンピング操作を行う空気弁を締め、無負荷の状態でポンピング操作を行い、フルストロークまでジャッキアップを行います。 ③給油口に隙間を作り、爪(シリンダ)を下降させる再び空気弁を緩め、ジャッキダウンの準備を行います。空気弁を緩めたら、タンクにある給油口の栓を少し引っ張り隙間をつくりながら爪を押し下げます。給油口に隙間を作りながら爪を押し下げることで、余分なエアが抜け、エア抜きが完了します。空気が抜けたときには給油口から「プシュ!」と音がするので、それがエア抜きができた合図です。 ④最後にもう一度無負荷でジャッキアップ最後にもう一度無負荷でジャッキアップを行い、爪(ラム)がスムーズに上昇すればOKです! 日常点検にエア抜きを! エアが混入した状態でジャッキを使用すると、ポンピング回数が増えたり、スムーズな上昇が出来ず作業に支障をきたす可能性があり危険です。今回のエア抜きを、ジャッキ使用前の日常点検として実施することでより安全にご使用頂けます。ぜひ、お手持ちのジャッキでお試し下さい!それでは今日もご安全に!

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  • 誰でも簡単ポイント解説!爪付きジャッキのオイル交換

    こんにちは、ムーバーズボックスです!重量屋さんの作業には欠かせない道具、爪付きジャッキ。今回は爪付きジャッキのメンテナンスの一つである、作動油オイルの交換方法・給油方法について説明していきます。メンテナンスにおいて意外と見落としがちな作動油ですが、実はどのメーカーも定期的な交換を推奨しています。今回も、作業を詳しく解説していきます!それでは早速見ていきましょう! 1手順1.タンク内の作動油を抜く 1-1.爪を1番したまで下げる 1-2.ゴム栓を外す 1-3.作動油を抜く 2手順2.タンクに油を入れる 2-1.給油する 2-2.ゴム栓をはめる 2-3.作動テストの実施 3さいごに 手順1.タンク内の作動油を抜く 1-1.爪を1番したまで下げる まずは、空気弁を緩め爪を1番下まで下げましょう。爪を下げ終わったら、再び空気弁(リリーズスクリュー)を締めましょう。    「爪が上がった状態」=「シリンダ内に油が残っている」状態です。シリンダに油が残っているとジャッキ内のすべての作動油を出すことが出来ません。ここで爪を1番したまで下げておくことで、すべての作動油がタンク内に戻るので、爪付きジャッキのオイル交換の際は、必ず爪を1番下まで下げておきましょう。1番最初の工程ですが、オイル交換の際に1番大切なポイントです。 1-2.ゴム栓を外す まずは、ジャッキタンク内の作動油を抜きましょう。ジャッキ本体の真ん中にある給油栓(ゴム栓)を引き抜きましょう。指で取り外すのが難しい場合は、ラジオペンチなどを使用して引き抜くと良いでしょう。 1-3.作動油を抜く 古い油用の受け皿を用意し、給油栓を外したら、ジャッキを横に倒しましょう。給油口から油が出てくるので、ジャッキのタンク内が空になるまで油を抜きましょう。使用頻度の高いジャッキは、ジャッキ内部にあるコンタミ等が作動油内に混入していることが多いので、必ず全部の油を抜ききりましょう。 コンタミ等がジャッキ内部の混入したままだと、ベース部分の回路や安全弁などに詰まり、作動不良の原因にもなります。古い油は必ず全て抜ききるようにしましょう。 手順2.タンクに油を入れる 2-1.給油する古い油を抜ききったら、新しい油を用意し給油を行います。オイラーなどを使用すると便利です!給油はどのメーカーも給油口の真下のラインまで。これを覚えておけばどのジャッキの給油も楽々です!★作動油の種類について各ジャッキの適合作動油は、メーカーによって異なります。基本的には一般作動油という種類の作動油になりますが、一般作動油には粘土グレードというものがあり、そのグレードによって油の粘度(サラサラ系やドロドロ系など....)が異なります。メーカーによって適合する粘度グレードが異なりますので、給油前にメーカーに確認するようにしましょう。 一般作動油ではなく、ブレーキオイルや植物性の油などは絶対に使用しないようにして下さい。ジャッキ内のパッキン類の劣化による故障の原因になります。注意しましょう! 2-2.ゴム栓をはめる 給油が終わったら再びゴム栓を給油口にはめましょう。はめにくい場合は、プラスチックハンマーなどで軽く叩き入れましょう。これでオイル交換は終了です。 2-3.作動テストの実施最後に無負荷の状態で上昇・下降作業を行い、ジャッキがスムーズに作動するか確認しましょう! さいごに 今回は、爪付きジャッキのオイル交換方法についてご紹介しました。ジャッキを安全に使うためにはジャッキのオイル交換は大切です。1.2年に1度はオイル交換を実施するようにしましょう。Mover's Box | ムーバーズボックスでは、作動油も販売しております。よろしければこちらもチェックしてみて下さいね。それでは今日もご安全に!ジャッキ作動油の購入はこちらから▼  

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