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誰でも簡単ポイント解説!爪付きジャッキのオイル交換

こんにちは、ムーバーズボックスです!

重量屋さんの作業には欠かせない道具、爪付きジャッキ。今回は爪付きジャッキのメンテナンスの一つである、作動油オイルの交換方法・給油方法について説明していきます。メンテナンスにおいて意外と見落としがちな作動油ですが、実はどのメーカーも定期的な交換を推奨しています。今回も、作業を詳しく解説していきます!それでは早速見ていきましょう!

手順1.タンク内の作動油を抜く

1-1.爪を1番したまで下げる

まずは、空気弁を緩め爪を1番下まで下げましょう。爪を下げ終わったら、再び空気弁(リリーズスクリュー)を締めましょう。

   

「爪が上がった状態」=「シリンダ内に油が残っている」状態です。シリンダに油が残っているとジャッキ内のすべての作動油を出すことが出来ません。ここで爪を1番したまで下げておくことで、すべての作動油がタンク内に戻るので、爪付きジャッキのオイル交換の際は、必ず爪を1番下まで下げておきましょう。1番最初の工程ですが、オイル交換の際に1番大切なポイントです。

1-2.ゴム栓を外す

まずは、ジャッキタンク内の作動油を抜きましょう。ジャッキ本体の真ん中にある給油栓(ゴム栓)を引き抜きましょう。指で取り外すのが難しい場合は、ラジオペンチなどを使用して引き抜くと良いでしょう。


1-3.作動油を抜く

古い油用の受け皿を用意し、給油栓を外したら、ジャッキを横に倒しましょう。給油口から油が出てくるので、ジャッキのタンク内が空になるまで油を抜きましょう。使用頻度の高いジャッキは、ジャッキ内部にあるコンタミ等が作動油内に混入していることが多いので、必ず全部の油を抜ききりましょう。


コンタミ等がジャッキ内部の混入したままだと、ベース部分の回路や安全弁などに詰まり、作動不良の原因にもなります。古い油は必ず全て抜ききるようにしましょう。

手順2.タンクに油を入れる

2-1.給油する

古い油を抜ききったら、新しい油を用意し給油を行います。オイラーなどを使用すると便利です!給油はどのメーカーも給油口の真下のラインまで。これを覚えておけばどのジャッキの給油も楽々です!


★作動油の種類について

各ジャッキの適合作動油は、メーカーによって異なります。基本的には一般作動油という種類の作動油になりますが、一般作動油には粘土グレードというものがあり、そのグレードによって油の粘度(サラサラ系やドロドロ系など....)が異なります。メーカーによって適合する粘度グレードが異なりますので、給油前にメーカーに確認するようにしましょう。

一般作動油ではなく、ブレーキオイルや植物性の油などは絶対に使用しないようにして下さい。ジャッキ内のパッキン類の劣化による故障の原因になります。注意しましょう!

2-2.ゴム栓をはめる

給油が終わったら再びゴム栓を給油口にはめましょう。はめにくい場合は、プラスチックハンマーなどで軽く叩き入れましょう。これでオイル交換は終了です。


2-3.作動テストの実施

最後に無負荷の状態で上昇・下降作業を行い、ジャッキがスムーズに作動するか確認しましょう!

さいごに

今回は、爪付きジャッキのオイル交換方法についてご紹介しました。ジャッキを安全に使うためにはジャッキのオイル交換は大切です。1.2年に1度はオイル交換を実施するようにしましょう。Mover's Box | ムーバーズボックスでは、作動油も販売しております。よろしければこちらもチェックしてみて下さいね。

それでは今日もご安全に!

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